2024年6月26日に発売予定の櫻坂46の9枚目シングル『自業自得』。その共通カップリングの3期生楽曲『引きこもる時間はない』の音源とMVが解禁されました。
まず最初に言いたいのが…
バグベアさん、おかえりなさい!!
そうです、『引きこもる時間はない』の作曲はバグベアさんなのです。
この時点でエモいですし神曲確定なのですが、想像以上に素晴らしいですね。
今回は、3期生楽曲『引きこもる時間はない』を掘り下げていきましょう。
出典:https://X.com/
歴代のバグベア楽曲たち
欅坂46
サイレントマジョリティー(作曲)
僕たちの戦争(作曲)
不協和音(作曲・編曲)けやき坂46
未熟な怒り(作曲)
抱きしめてやる(作曲)櫻坂46
引きこもる時間はない(作曲)
以上がバグベアさんが作曲した坂道系の楽曲です。なんといっても『サイレントマジョリティー』『不協和音』という欅坂46を代表且つ象徴する楽曲の生みの親でもあります。
欅坂は『避雷針』や『エキセントリック』などの作曲者・ナスカさんとの縁も大きかったですが、それもバグベアさんの楽曲がなければ生まれなかったでしょう。
正直バグベアは櫻坂に帰ってこないものだと思っていたから、本当に嬉しい。眠れない夜だからバグベアへ宛ててLOVE SONGの歌詞を書きます。(引きこもりによるツイート)
— こーま (@Koma_ssss) June 23, 2024
2019年で止まってた坂道バグベア楽曲が2024年櫻坂でまた動き出すの、アツい
— サクラザカ・グレイト・ビクトリー (@habuchaan_46) June 23, 2024
SNSでもバグベアさんの復帰を喜ぶ声が多数ありました!
欅坂のデビュー曲は当初『サイレントマジョリティー』ではなかった?
『サイレントマジョリティー』は、大人たちや社会に対する疑問を歌った歌詞とセンター平手友梨奈さんの表現力、そしてバグベアさんによる哀愁漂うメロディーがとても印象的ですね。全体的なサウンドはダンスミュージックですが、Aメロのアコギあたりはフォークみも感じます。
そんな新しくもどこか懐かしくもあるサウンドが欅坂46のイメージと非常にマッチしていました。
運営が当初考えていたのはもっと明るいEDM調だったといいます。ですが、秋元先生がいろんな作曲家から送られてきたデモを聴いていた時にサイマジョのデモを聴いてぴんときたのだとか。
そして運営を説得し、デビュー曲がサイマジョとなりました。
結果、欅坂は女性アーティストにおけるデビューシングルの初週売上を更新。デビュー8ヶ月で紅白に初出場するなど大きな記録を達成したのです。
もちろんこれはメンバーの表現力や秋元先生、ソニーの決断力があったからですが、バグベアさんのデモがあったからこそのこと。もし欅坂のデビューのタイミングでサイマジョのデモがなかったとしたら、もしかしたら欅坂はまったく別の道を歩んでいたかもしれません。
そして、今の櫻坂46の形もなかったかもしれません。
そう考えるとバグベアさんには感謝しかありませんね!
そんなバグべさんが櫻坂46にも提供したというのはとてもアツいです!
ついに櫻坂で初採用となったバグベア
出典:https://X.com/
欅坂にとってとても大切な楽曲を生み出したバグベアさんですが、櫻坂に改名してからの採用は初となります。
櫻坂に改名以降、バグべさんの提供を待ち望んでいたBuddiesはとてもたくさんいました。それだけに、今回の採用は満を持して、といったところでしょう。
しかし、なぜ櫻坂に改名以降バグベアさんの楽曲がなかったのでしょうか?
バグベアが櫻坂の楽曲に関わらなかった理由
これは一言で言えば、櫻坂の楽曲はコンペによって選ばれるからかと思われます。
コンペというのは、送られてきた楽曲の中から採用する楽曲を選ぶというシステム。坂道ぐらいメジャーだと1つのシングルだけで数百曲は集まるといいます。
選ぶ際に忖度や贔屓などはないそうなので、バグベアさんほど実績がある作曲家さんでも落ちることは全然あるのだとか。乃木坂46の楽曲でお馴染みの杉山勝彦さんも配信の中でコンペに落ちた話をしていました。
このことから、バグベアさんは櫻坂に改名後もコンペに参加していた可能性があります。
つまり、櫻坂になって採用されなかったのはバグベアさん側の事情ではなく秋元さんやソニーがバグベアさんの楽曲を採用しなかったからという可能性も考えられるのです。
ただし、コンペにはキープという制度もあります。キープというのは、「すぐには採用しないけど使う可能性があるのでストックします」というもの。
キープになった楽曲は、そこから数年経過してからようやく発表されるパターンもあるそうです。
もしバグベアさんがコンペに多数提出していたとしたら、今後どこかのタイミングで世に出るかもしれませんね…!
『引きこもる時間はない』の感想や評判は?
櫻坂としては初の採用となった『引きこもる時間はない』。イントロから欅坂みがあって神曲ですね。
編曲はバグベアさんではなくAPAZZIさんですが、バグベアサウンドを感じます。
そしてAメロの哀愁感やバックトラックのアコギはサイマジョみがあります。特に欅坂時代の楽曲が好きな方にはたまらないのではないでしょうか?
バグベア曲がまた表題で使われる日はくる?
バグベア、絶対にまた表題に帰ってきて欲しい。
— つばちゃん◢͟│⁴⁶ (@69nKcRkKTmgrYwe) June 23, 2024
ようやく櫻坂でも採用されたとなれば、次に望むのは表題ですよね。
前述したように、基本的にはコンペなのでバグベアさんがコンペに参加し、それを秋元さんや運営サイドが選ぶ必要はありますが、バグベアさんが現在もコンペに参加しているなら櫻坂での表題採用も夢ではないはずです。
櫻坂ならバグベアさんの楽曲を見事に表現してくれるでしょうし、バグベアさんなら櫻坂にも合う神曲を提供してくれるでしょう!
センター・向井純葉の表現力の高さ
出典:https://X.com/
これまでお伝えしてきたように、バグベアさんは主に欅坂時代の神曲を生み出してきた作曲家です。それも『サイレントマジョリティー』や『不協和音』などグループを代表且つ象徴する神曲の生みの親。
普通、こうした楽曲を生み出してきた作曲家と再びタッグを組むとどうしても過去のイメージが強すぎてしまうもんですよね。乱暴な言い方をしてしまえば、平手さんを連想してしまうということです。それがどれだけ神曲でも変わらないでしょう。
しかし…『引きこもる時間はない』のMVを観て、そんなこはまったく感じなかったです。これは3期生がこの楽曲を自分たちのものにしているからだと思います。
まずはセンター・向井純葉さんの表現力。向井さんは、元々表現力において高い評価を受けていた1人でもありましたね。
特に自身がフロントを務めた『マモリビト』ではその表現力が話題となりました。
とても素晴らしいですね!
合宿不参加を乗り越えた努力やプロ意識
出典:https://X.com/
このようにパフォーマンス力が高く評価されている向井さん。ですが、かつてピンチとなった出来事もありました。
2022年11月9日に東京ドームで開催された櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」ツアーFinalの翌日、3期生は4泊5日の合宿を行いました。そこで櫻坂46の2ndシングル『BAN』のパフォーマンスレッスンをするという課題が与えられます。
付記しておくと、『BAN』は櫻坂46の曲の中で1番ダンスが難しいと言われている楽曲です。
事件が起きたのは2日目。向井さんは体調不良のため合宿を欠席したのです。
当時はまだ3期生が正式に合格していない状況。このタイミングでの合宿欠席は他のメンバーよりも大きく遅れを取ってしまいかねません。
ですが、向井さんはそこで脱落しませんでした。課題曲『BAN』の発表会では完璧に振り入れしてきたのです!
合宿に参加できなかったからこそ、裏で人一倍努力する。その姿勢はプロそのものですね。
3期のパフォーマンス力の高さ
出典:https://X.com/
3期生のすごさはもちろんセンター向井さんだけではありません。3期生全員、パフォーマンスが高いのです。
中でも3期生楽曲『静寂の暴力』のパフォーマンスは鳥肌モノです。ライブではその圧倒的な表現力に誰もが釘付けとなりますね。
3期生はこれからの櫻坂を背負う存在だと思います。彼女たちならもっとパフォーマンスも上達していくでしょうし、櫻坂というグループをさらに成長させてくれるでしょう。
今後の活躍も楽しみです!